FXの両建て戦法を実践してみました。

まりえ

両建てとは1つの口座で買いと売りのポジションを同時に持つことです。

ネットを見ると「両建て必勝法」「負けない両建て」など、両建て手法を紹介するような記事が多くあります。

しかし、先に結論を行ってしまえば、両建てには必勝法はなく、初心者が気軽に行うと大失敗をしてしまいます。

とはいえ上手に使えば両建てを有効活用できます。
今回は、両建てで気を付けることやベーシックな戦法をお伝えしますね☆

両建てのメリット

パソコンでFXトレードしている女性

両建ての2つメリット
  • 決済せずに損益を固定できる
  • 長期投資と同時に短期投資ができる

決済せずに損益を固定できる

売り買い両方のポジションを持つことで、損益が固定されます。

両建て中は上下どちらにレートが動いても損益はずっと同じ状態になりますよね。

損失を抱えている場合、両建てすることによって損失を固定するため、一時的な安心感を得られるでしょう。

長期投資と同時に短期投資ができる

これは両建の王道的な使い方です。

例えば長期投資で買いエントリーし、短期的な戻りに対応して売りを入れるという方法です。

一時的に両建にすることで収益のチャンスを広げることができます。

両建てのデメリット

驚く女性損失の回避として使われることがあり、レートが上昇しても下降しても損益が固定され、上手く行けばどちらかのポジションは利益になるという両建ては一見良い方法のように見えますが、デメリットも潜んでいます。

両建てのデメリット
  • 両建てを解除するまで身動きを取れなくなることがある
  • マイナススワップがかさむ
  • スプレッドが広がる場面では両建てでも強制ロスカットになることがある

両建てを解除するまで身動きを取れなくなることがある

両建てで身動きが取れなくなるのは初心者あるあるです。
ある程度トレード経験を積んでいる人なら1度はやったこと、ありますよね?

まりえ

もちろん、わたしも何度もやりました。
そして、身動きが取れなくなり、何か月も新規ポジションを注文できなくなってたくさんあったチャンスをみすみす逃しました。

身動きが取れなくなるような両建ての場合、大抵は「やばい!証拠金があぶない!とりあえず両建てでしのごう」と両建てをし、強制ロスカットは免れたものの、そのままどちらのポジションも含み損を抱えたまま、両建てが解除できなくなります。

両建ては解除するのがとても難しいので安易に両建てするくらいなら損切りした方がましなのです。

マイナススワップがかさむ

日をまたぐ場合は買い・売り両方にスワップがつきます。

当然、マイナススワップの方が大きいので、両建てしている期間が長くなるほどマイナススワップが積み重なっていくことになります。

スプレッドが広がる場面では両建てでも強制ロスカットになることがある

ロスカット「両建ては損失が固定できるから安心。」
なんて思って油断していてはいけません。

スプレッドが大きく広がるような相場が急変する場面では強制ロスカットになる危険性も。
絶対ではないということを肝に銘じておきましょう。

両建てのメリット・デメリットのまとめ

誤解をしてほしくないのは、両建ての手法もきちんと存在します。

プロトレーダーの中には両建てを上手に使って利益を得ている人もいますし、戦略的に両建状態にしていることもあります。

しかし、初心者が安易に手を出すと怖いのもこの両建てです。

簡単に損失回避として両建てポジションを持つとさまざまなデメリットが潜んでいるということを知っておきましょう。

両建てを使った戦法1 長期投資と短期投資を組み合わせる

それでは、両建てを使った戦法をご紹介します。
まずはオーソドックスな方法、同じ口座内で長期投資と短期投資を同時に行う方法です。

同じ口座内で長期投資と短期投資を同時に行う方法をチャートを用いて説明上昇トレンドも下降トレンドも、価格は一方向にまっすぐ進むわけではなく、ジグザグを繰り返しながら上昇(下降)していきます。

そのジグザグの動きを両建てで拾っていく手法です。

上昇トレンドの場合、調整局面で短期の売りを入れます。

このように中長期投資をしつつ、両建てを使って短期での利益も同時に狙っていくのがオーソドックスな両建て手法です。

両建てを使った戦法2 指標発表時にダブルトラップを仕掛ける

次に、指標発表に大きな動きを狙ってトラップを仕掛ける手法です。

こちらはギャンブル的な手法ですのでリスクを承知の上でトレードしましょう。

雇用統計のような重要指標発表時を狙って、直前の為替レートから少し離れた場所にそれぞれ売りと買いのOCO注文をトラップしておくことで二重の利益を狙う手法です。

発表時間の直前の価格よりもちょっと離れた所にOCO注文で逆指値、利確、ストップロスを置きます。

買い注文は現在レートより少し上の値に買いの逆指値、現在価格よりもやや下にストップロスを入れます。

売り注文なら現在レートよりもやや下の値に売りの逆指値、そして現在価格よりも少し上にストップロスです。

現在価格とストップロス、利益確定の図解

この手法のポイント
  • 直前のレートから少し離して注文をする
  • 利確幅を離しすぎない

逆指値注文が現在価格から近すぎると、指標発表前のノイズで約定してしまいます。

重要指標があるときは発表前から上下動しますので、そのようなノイズに引っかからない位置に注文を置きます。

発表時は瞬間で60pipsなど大きく動きますが、せいぜい20pips程度の位置に利確注文を入れた方が安全。

あまり欲張りすぎると利確前にレートが折り返してしまい、結局損切りになることがあります。

重要指標発表時の書い逆指値、ストップロス、利確の図解チャート

こちらは2019年11月1日21:30の米雇用統計のチャートです。

直前の価格よりも少し上の値に買いの逆指値、さらに利確とストップロスをOCO注文で入れます。

このとき、売り注文は価格が下がらなかったので約定しませんでした。
一方、買いポジションの方は無事に約定し、利益を得ています。

この手法は上手く行けば売買両方の利益を取れますが、両方とも損切りになる見込みもあり、リスクの高い手法だということは理解しておきましょう。

両建ては上手に使いこなしていこう

両建ての注意点と両建ての手法について解説しました。

安易な両建ては逆に自分の首を絞めることになりますが、上手に両建てを使えば利益のチャンスが広がりますので、戦略を建てて両建てを使いこなしていってください。

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