FXの有名なアノマリーを解説。

「アノマリー」って聞いたことありますか?

これは、特に根拠がないのに出現する相場の法則のこと。

不規則な値動きのことを指しますが、多くのトレーダーが意識している法則でもありますので知っておくと、より勝ちに近づくでしょう。

まりえ

ここでは不思議なFXのアノマリーをお伝えしていきますね☆

曜日効果

相場では1週間の中である程度法則的な動きがあります。
これは曜日効果と呼ばれるアノマリーの1つで、知っておくと値動きの法則性が見えやすくなります。

動きの鈍い月曜日

月曜日月曜日は売買の動きが鈍いという特徴があります。

月曜日のスタートとのあるシドニー・ウェリントン市場、東京市場は値動きが緩やかである上に欧州、NY市場でもヘッジファンドのトレーダーたちは月曜日に会議をしたり、その週の戦略を練って、本格的に取引をするのは火曜日からとなります。

そのため、月曜日は値動きが鈍い傾向にあります。

水曜日スワップ

水曜日FXではスワップが毎日付与されますが、土日の分のスワップは木曜日の朝にまとめてもらえるんですね。

なので、木曜日は3倍のスワップが付くことを狙って水曜深夜から木曜早朝にクロス円のロングポジションが起こりやすくなります。

特に高金利通貨の通貨ペアはその傾向が強いです。

金曜日の週末相場

金曜日週末の金曜日は休日前のポジション調整により、値動きが鈍くなる傾向にあります。

金曜日は土日に急激なニュースにより為替レートが急変することを回避するためにポジションを減らしたり、利益確定をしようとしたりします。

このようなことから、金曜日は木曜日までのトレンドとは逆方向の動きを見せたり、流動性が低く鈍い値動きになったりします。

そのため、金曜日は難易度が高いとしているトレーダーもいます。

月別のアノマリー

1月「1月効果」

1月

これは1月の値動きがその年1年間のトレンドになりやすいというものです。

1月が上昇トレンドだった場合はその年が1年間上昇トレンドになりやすく、1月が下降トレンドだった場合はその年は年間を通して下降トレンドになりやすいという傾向があります。

また、1月は株価が上昇しやすいというアノマリーもあります。

これは、年が明けて新しい資金が市場に入ってきやすいことからくるものです。

5月「セルインメイ」

5月これは相場格言の1つ。

「Sell in May,and go away;don’t come back until St Leger day」
「5月に売り、市場から立ち去れ。セントレジャーデー(9月第2土曜日)まで戻ってくるな」

これは有名な相場格言で、5月で上昇が終わるので5月までに売って9月までは買いを入れるな、という意味です。

このような格言から、5月は下降傾向が強くなるというアノマリーです。

ドル/円日足5月から下降トレンドに入る2019年のドル/円はセルインメイのアノマリーの通りの値動きとなりました。
1月から上昇トレンドだったドル円は5月からは下降トレンドに転じています。

下降トレンドが転換するのは9月となり、セルインメイの通りに売り抜けていた人はトレードが上手く行ったのではないでしょうか。

7月「サマーラリー」

これは米国の株式市場は7月から株が上昇するというアノマリー。

株価はもちろんのこと、為替相場でも特にドル円が上昇しやすくなります。

サマーラリー

まりえ

わたしは7月上旬に上昇し、中旬以降は下降に転じて8月はそのまま弱含みになるパターンが多いという印象を持っています。

8月「夏枯れ相場」

8月夏枯れ相場とは日本の株式の相場格言です。

お盆期間中は日本の実需筋と言われる企業がリスク回避のためにドル売りの為替予約を入れることや欧米のバカンスシーズンにあたります。

なので薄商いで株、為替共に伸びる力が弱まり、上昇しにくくなります。

10月「10月効果」

10月10月は投資の世界では最も「不吉」な月と言われており、要注意です。

市場の世界では世界経済を揺るがす大事件がなぜか10月に集中するためです。

特になにも怒らなくても市場参加者が注目しているため、どうしても敏感に反応しやすくなります。

実際にこれまで起こったこと
  • 1929年10月24日 暗黒の木曜日(世界大恐慌)
  • 1973年10月6日 第4次中東戦争(第1次石油ショックにつながる)
  • 1987年10月19日 ブラックマンデー
  • 2008年10月7日 アイスランド危機
  • 2008年10月24日 世界金融危機
  • 2014年10月29日 FRB量的緩和第3弾(QE3)終了
  • 2014年10月31日 黒田バズーカ(第2砲)
特に、10月24日には世界大恐慌、世界金融危機の最終波と同じ日に2回の暴落が起こっており、市場でも警戒されている日です。

窓開けと窓埋め

週明けの月曜日の市場開始時に価格が飛ぶのを見たことがあるでしょうか?
これを「窓が開いている」「窓開け」などと呼びます。

窓が開く原因は、土日に為替を大きく動かすようなニュースや要人発言があると値が飛んだまま市場がオープンしますが、窓開けでは「空いた窓は必ず閉まる」というアノマリーがあります。

窓開けのチャート窓埋め手法では窓が空いたらそれと逆方向にポジションを持ち、窓が閉まったら利確しますが、この手法には注意点があります。

窓開け窓埋めアノマリーには「いつ」が入っていないことです。

窓が開いたら窓が埋まりますが、すぐに閉まるかもしれないし、窓が閉まるまでに1か月かかることも。

窓埋め手法で塩漬けポジションを持ってしまうということはよくある初心者の失敗ですので、あまりアノマリーを信じすぎないようにしましょう。

満月

満月月の満ち欠けと相場が関係しているというアノマリーです。

潮の満ち引きやサンゴのような満月にしか産卵しない生物がいるなど、地球上の生き物に月が何らかの影響を及ぼしているのは事実です。

株式相場や為替相場では「新月と満月の日は変化日になりやすい」と言われており、トレンドの起点となったり、トレンドの転換点となることが多いです。

アノマリーの中では満月から上昇し、新月から下降するなどと言われます。

水星逆行

これは占星術でよく扱われる現象で、逆行現象が人の行動に影響を表している為、投資家の行動にも影響があり、値動きとしても現れるというものです。

実際に水星が逆走するわけではありません。

例えれば電車に乗っていると、遅く走っている電車を追い越すときにその電車が逆方向に走っているように感じたことはないでしょうか。

水星逆行とはこれと同じメカニズムで、見た目上、水星が逆行しているように見えてしまう現象が起こる期間のことを言います。

占星術的な見方で言いますと、水星逆行が起こっている期間は人がミスをしたり、イライラしたりしやすいのでトレードではミスが起こりやすくなります。

そのため、水星逆行期間はサポートラインを割り込んだりする現象が見られます。

水星の逆行は1年のうちに3回ほど起こり、20日間ほど続きます。

2019年以降の水星逆行スケジュール

2019年以降の水星逆行スケジュール

ジブリの呪い

ジブリの呪いとは金曜ロードショーでスタジオジブリの映画が放映された日にNYの株式市場と為替市場が大荒れとなり、さらに週が明けて日経平均株価が急落するというジンクス。

最初に種明かしをすると、ジブリ映画が放映される金曜日の21:00というのは米国の最重要指標の雇用統計が発表される時刻と重なります。

そのため自ずと相場が荒れやすくなるのですが、あまりにもジブリ映画の放映日と重なるので徐々に海外のトレーダーも注目しだしています。

ジブリの呪い金曜ロードショウのジブリものはだいたいいつも2~4本が連続して放映されます。

2019年は8月23日の崖の上のポニョが放映された夜から翌日にかけて相場が荒れ模様となりました。

アノマリーは信じすぎず、トレードの参考として活用しよう

相場のアノマリーはさまざまなものがありますが、あまり信じすぎると失敗するので気を付けてください。

また、アノマリーは有名になってくると効力が薄れるとも言われていますのでアノマリーだけでトレードをするのは危険です。

とはいえ、市場参加者が注目している情報です。

トレードの参考として活用し、相場の波にうまく乗りましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA