殺人通貨ポンド円の攻略方法を解説

FX通貨ペアのうち値動きの荒いことで知られるのがポンド/円

騰落率(ボラティリティ)が高く大きく動くのでビギナー向けの通貨ではありませんが、1回のトレードで取れる値幅が大きい為、一定のトレーダーからは人気があるのも事実です。

そこで、ポンド/円の概要とトレードする際のポイント、攻略方法をご紹介します。

「殺人通貨」ポンド/円

ポンドの記号ポンド/円は「殺人通貨」とも称されるほど値動きの荒い通貨ペアです。
1日に1~2円動くのは当たり前のハイリスク・ハイリターンの通貨なのです。

ポンド/円がなぜ値動きが荒いのかといいますと、その流通量にあります。

世界の通貨の流通量はドル、ユーロ、円、そしてポンドの順にです。

ポンドの流通量は決して少なくないのですが、ドルやユーロに比べると少なく、流動性が比較的少ない為どうしても値動きが荒くなってしまいます。

この激しい値動きを利用して投機的なトレードをする投資家に好まれている為、余計に値動きが荒くなる傾向にあります。

また、英国は北海油田など油田を保有しているため原油価格にも反応しやすいことやここ数年のブレグジット問題が解決しないこともポンドを急激に動かす要因となっています。

ポンド/円の10年間のチャート

まずはここ10年ほどのポンド/円の値動きを見てみましょう。

このチャートからもポンドの値動きの粗さが分かるのですが、2007年7月の高値から2011年9月の安値までたった4年間で132円も下降しています。

ポンド/円2006年〜2019年のチャート2006年以降の値動きを週足チャートで見ると、2006年までの米国の住宅バブルからサブプライム問題を皮切りに下降に転じ、2008年9月のリーマンショックで急落しています。

その後は2009年のギリシャショックを発端として欧州は危機が立て続けに起こりますが、2012年頃から米国の金融緩和が始まり、上昇トレンドに転換しています。

最近の値動きの材料は何といってもブレグジット問題です。
2016年に国民投票が行われましたが、このとき、27円も急落しています。

今後、EU離脱の内容によっては市場が一喜一憂し、大荒れになる可能性もあります。

こちらは2019年の日足チャートです。

ポンド/円2019年の日足チャート2019年は2015~2016年に比べるとボラティリティは低い方ではありますが、3月14日の高値148.88円から8月12日の安値126.55円まで22.33円も下降しています。

1年で22円も動く通貨は新興国通貨以外では他にありません。
2019年年末には英国では総選挙もありますし、2020年にかけて波瀾の展開も予想されます。

ポンド/円のトレードスタイルはデイトレかスキャルピングがオススメ

これまでに述べたように、ポンド/円は非常に値動きの荒い通貨です。
利益、損失共に大きくなるまでのスピードが速く、放っておくと大きな損失を抱えてしまう恐れがあります。

ポジションを持ったまま日にちを持ち越すと最悪の場合、寝ている間に取り返しのつかないことになりかねません。

まりえ

ポンド/円のポジションの保有は短時間が◎。
よってデイトレやスキャルピングがオススメですね。

値動きが大きいので、デイトレやスキャルピングでも1回のトレードで大きな値幅グワッと取れます。
なので、短期間で資金を大きくするチャンスがあるとも言えますね。

特に日本時間の夕方から23:00くらいまでは活況しますので短期トレードでも利益が出しやすくなります。

ポンド/円攻略法

ポンド/円でトレードする際は、あなたにフィットしたテクニカル分析を使ってポンド円の値動きのクセを早めに見つけることで利益を積み上げていくことができます。

さまざまなテクニカル手法の中から使いやすいものを利用すれば良いのですが、せっかくですのでポンド/円のトレード手法を1つご紹介したいと思います。

ローソク足はポンド/円の5分足

まりえ

チャートには200日移動平均線(オレンジ)、52日移動平均線(緑)、21日移動平均線(ピンク)を表示しています。

事前に1時間足、4時間足、日足でこの日のトレンドをチェックしておいてください。

その日の欧州市場が開始時間16:00以降に新しいトレンドの発生を狙ってトレードします。

25:00近くはロンドンフィキシングがあり値動きが見えづらくなるため、トレードは控えます。

ポンド/円5分足デッドクロスのチャート

まりえ

16:00以降に移動平均線がGCまたはDCした後、直近の高値または重要ポイントをブレイクしたらエントリー☆

このチャートでは東京市場が終了した後の16:30過ぎに短期と中期の移動平均線がDCしていますよね。

このとき、オレンジ色の200日移動平均線の下にローソク足が推移している下降トレンドであることもチェックしておいてください。

その後、これまでの揉み合いの下限となっていた黄緑色の水平線をローソク足が下にブレイクした所で売りエントリーをします。

下降トレンドがスタートした当初とブレイクするときのローソク足が長い大陰線であるほど下降の勢いが強く、エントリーの信頼性が高いです。

ポンド/円5分足ゴールデンクロスのチャートこちらは少し遅い時間帯ですが、22:00頃に短期と中期の移動平均線がGCしていますね。

そこで、直近の高値をブレイクしたら(黄緑色の水平線)で買いエントリー☆

このチャートの場合、16:30頃に一度上昇していますが、200日移動平均線上にローソク足がある状態ではっきりとした上昇トレンドとは言えないこと、短期線と中期線がゴールデンクロスとはなっていないことからエントリーを見送っています。

ポンド/円は一度トレンドができると大きく伸びることが多いので、上手くトレンドを見つけて乗っていくと大きな利幅を狙えます。

ダマシを防ぐためにオシレーターなどの他のテクニカル指標を併用すると精度が高くなりますので使いやすいオシレーターのシグナルを合わせてチェックして取引すると良いでしょう。

ポンド/円の値動きに慣れると稼ぎやすくなる

ポンド/円のトレードは初心者には少しリスクがありすぎるためあまりオススメできません。

しかし、常にチャートを監視できるデイトレやスキャルで短時間でトレードする分には稼ぎやすい通貨でしょう。

また、勢いよく一方向に伸びていく傾向もあるのでヒゲだらけの方向感の分からない通貨ペアよりもトレードしやすいというトレーダーも多くいます。

最近のポンドはイギリスのブレグジット問題などで大きく価格が動く傾向にありますので、EU離脱関連のニュースや発表がある日はなるべくトレードを避け、安全なポジション量でトレードするようにしましょう。

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